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XPERIAでPCのモデム化(テザリング)

2010 年 4 月 2 日

昨日、ついにソニエリのXPERIAが発売になりました。

androidの良いところは、PCと接続して3G回線を共用できるところです。

HT-03Aであれば、WIFIを使ったルータにもなりますし、

USB接続を使ったモデムにもなります。

ということで、早速XPERIAでテストしたらあっさりできてしまいました。

もちろん、root化する必要なんてありません。

WindowsならEasyTetherLite(もしくは、有料版EasyTether)を使えば、

10分も経たずに作業が完了します。

1.XPERIAでandroid marketからEasyTetherLiteをインストール。
2.WindowsPCから、EasyTetherLiteのサイトにアクセスして、インストーラをダウンロードし、インストール
3.XPERIAのアプリケーション設定から、USBデバッグ機能をONにする。
3.USBケーブルでXPERIAをPCに差し込む。
4.PCではドライバのインストールが行われる。
5.画面右下のタスクバーに、EasyTetherのアイコンがあるので、クリックして、「Connect via Android」をクリック。
これだけで、インターネット接続できます。
ブラウジング、リモートデスクトップ(rdesktop)、sshもまったく問題ありません。
インストール後は,USBで接続して、5番を実行すればOK

Linux(Ubuntuを例にします)の場合はまだEasyTetherが対応していないため、手動で作業する必要があります。
この場合は、proxoidを使います。

1.あらかじめandroid sdkをインストールしておく(adbを使用するため)
2.XPERIA認識用のおまじないファイルを作成する。
コマンドラインから、これを実行。
$sudo gedit /etc/udev/rules.d/51-android.rules
パスワードを聞かれるので回答する。
エディタが開くので、以下の行をコピペ。
SUBSYSTEM==”usb”, SYSFS{idVendor}==”0fce”, MODE=”0666″
ファイルを書き出して、geditを終了。
3.一旦ubuntuを再起動する。
4.起動したら、synapticを起動し、検索ボタンを押して「corkscrew」で検索する。

5.corkscrewをインストール。
6.XPERIAのアプリケーション設定から、USBデバッグ機能をONにする。
7.XPERIAをUSBケーブルでPCに接続する。
8.以下のコマンドを実行して、XPERIAが正しく認識されていることを確認する。
$adb devices
正しく認識されていれば、下記のような内容が表示される。
CB511GDG37 device

正しく認識されていない場合、こんな内容が表示される。
???????????? no permissions
この場合、2番の項目を再度行い、再起動する。

9.XPERIAでandroid marketを実行し、proxoidを検索し、インストール。

ここまでが、初期設定です。

以下は、http、https通信を使用する度に行う処理です。

10.XPERIAからproxoidを実行し、Start/Stop ProxoidをONにする。
11.下記コマンドを実行して、PCとXPERIA間の通信を転送する。
$adb forward tcp:8080 tcp:8080

12.使用するブラウザの接続設定で、proxy設定を変える。
http,https通信のホスト名をlocalhostとし、ポートを8080にする。

これで、ブラウジングができるようになります。

sshを使いたい場合、もうちょっとやることがあります。

13.SSHのおまじないを書く。
コマンドラインから、これを実行。
$cd ~/.ssh
$gedit config
以下の内容を追加する。
ProxyCommand /usr/bin/corkscrew localhost 8080 %h %p
セーブして、geditを終了する。
※この設定は、すべてのsshでcorkscrewを実行してしまうので、テザリングを使用しないときはこの内容を消しておく方が安全です。
これで、ssh通信が可能となります。

リモートデスクトップ接続を行う場合結構厄介です。

上記13番を行った後にまだ作業があります。

ただし、外部にdelegateなどのproxyサーバが必要となります。

Windowsサーバのグローバルアドレスをwindows.example.comとします。

delegateサーバのグローバルアドレスをdelegate.example.comとします。

delegateサーバの11111番ポートが、windowsサーバのリモートデスクトップへ
のdelegateと仮定します。

この場合、delegateサーバでは以下のようなデーモンが動いていると思われます。

$/usr/sbin/delegated -P11111 -vt SERVER=tcprelay://windows.example.com:3389 RELIABLE=* &

このdelegateサーバへのユーザアカウントをuser1として、以下の作業を行います。

14.以下のコマンドを実行する。
$ssh -L 3389:localhost:11111 delegate.example.com -luser1
15.パスワードを聞かれるので、入力する。
16.この状態で、rdesktopを実行し、ホスト名にlocalhostと入力して、接続します。
これでリモートデスクトップも利用できます。

ubuntuではちょっと面倒ですが、そもそもXPERIAは速いので、

よほどのことがなければ、わざわざテザリングする必要もありません。

が、イザと言うときの保険として大変心強いです。

ただし注意を!

この方法で無料使用できるかどうかは、一切保証できません。

今のところ、ビズホーダイの上限を越えてはいないようですが、

今後は分かりませんので、あくまで技術確認ということで・・・

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