アーカイブ

2009 年 7 月 のアーカイブ

VAIO TYPE PにUbuntuインストール (1600×768もOK)

2009 年 7 月 24 日

携帯性に優れたVAIO TYPE Pは、ネットブックの本命だと思っておりましたが、

ubuntuとVAIO TYPE Pの相性がイマイチだったため、導入を控えておりました。

ネットを調べても、「8.04なら画面表示はいいが、ネットにつながらない」とか、

「8.10や9.04ならネットはつながるが、画面表示がダメ」とか・・・

やっと最近問題が解決されたため、満を持して導入しました。

導入方法

TYPE Pには光学ドライブがないため、USBスティックにインストールメディアを入れ、
そのスティックからブートさせてUbuntuをインストールすることにしました。
インストール後、グラフィックドライバを更新し、1600×768表示に対応させます。

準備するもの
  • 1GB以上のUSBメモリ
  • インストール用USBメモリを作るためのPC(あれば。 type pでも構いません)

1.Ubuntu9.04のインストールCD用ISOファイルをダウンロードします。

日本語を使用される方なら、こちらから日本語REMIX版ISOファイルをダウンロードすると楽です。

2.netbootinをブートUSBメモリ作成用PCにインストールします。

こちらのトップにWindows用、Linux用のダウンロードボタンがあるので、適当なものをダウンロードします。
ちなみに、Ubuntuと書いてあるリンクを元にパッケージインストールしたら、「qtライブラリのインストールができない云々」と表示されインストールに失敗しました。
しかし、p7zip-fullをパッケージインストールしておけば、
Linux用のダウンロードbinファイルを実行できます。

3.USBスティックをPCに差し込みます。
Windowsならドライブ名、Linuxならデバイス名をgpartedなどで確認しておいてください。(/dev/sdd1など)

4.netbootinを実行します。
ダウンロード済みのUbuntu9.04インストールISOファイルを指定し、インストール先に先のドライブ名(もしくはデバイス名)を選択します。
[OK]ボタンを押すと、USBスティックにブートイメージが書き込まれます。

インストール編

1.USBメモリを本体に差し込み、Ubuntu9.04のインストーラを起動します。

BIOS設定方法
VAIOの電源を入れ、「VAIO」と表示されたらすかさずF2キーを押します。
BIOS画面が表示されますので、右矢印キーを2回押してBoot設定画面に切り替えます。
「Boot Configuration」中の「External Device Boot」をEnabledに切り替えます。
「Boot Priority」中の「External Device」にカーソルを移動し、F5キーを押してExternal DeviceがInternal Hard Disk Deviceより上になるようにします。
右矢印キーを押して、Exit Setupを選択し、「The system saves the changes and restarts?」という質問に[Yes]を選択します。

2.デスクトップにある「インストール」アイコンをクリックします。インストーラが起動します。

3.言語は「日本語」を選択します。

4.「どこにお住まいですか?」や「キーボードレイアウト」はそのまま進みます。

5.「ディスクの準備」では、「それぞれ別のものとしてインストールし、起動時にどれを起動するか選択」を選びます(最初から選ばれています)。
「手動でパーティションを設定する」の下に現在のパーティションを示すバーと、グリグリするスライダーがありますので、Ubuntuに必要なサイズになるよう調整します。
(ちなみに、プリインストールOSが30GBほど使用済みです)

6.後は適当にユーザパスワードなどを設定し、インストールします。

7.20分ほどでインストールが完了しますので、USBスティックを抜いて再起動します。

1600×768の実現編

1.システムメニューから「システム」ー「システム管理」ー「Synapticパッケージ・マネージャ」をクリックします。

2.「設定」ー「リポジトリ」メニューをクリックします。

3.「サードパーティのソフトウェア」タブを選択し、[追加]ボタンを押し、下記をそのままコピペします。

deb http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu jaunty main

4.もう一回[追加]ボタンを押し、さらに下記をそのままコピペします。

deb-src http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu jaunty main

5.ダイアログの[閉じる]ボタンをします。

6.システムメニューから「アプリケーション」ー「アクセサリ」ー「端末」をクリックします。

7.端末の画面が表示されたら、以下のコマンドを実行します。

sudo apt-key adv –keyserver keyserver.ubuntu.com –recv-keys C6598A30

8.公開鍵がインストールされたら、Synapticにもどり、[再読込]ボタンをクリックします。

9.「編集」ー「検索」メニューをクリックし、「psb」と入力して検索します。

10.検索結果が表示されたら、最低以下の4つを選択してインストールします。

psb-kernel-source
psb-kernel-headers
psb-modules
xserver-xorg-video-psb

11.インストールが完了したら再起動します。
が、このままですとXの起動に失敗します。
そこで、GRUBローダの画面では、「recovery mode」を選択して起動します。
画面が表示されたら、「XFIX」を選択してX設定の再初期化を行います。
その後、REBOOTを選択して再起動。

これで、1600×768表示の快適なUbuntu Type Pが完成です。

admin Ubuntu

FUSE+OpenSSH

2009 年 7 月 8 日

NotePCに全てのデータを持ち歩くことは、最近はセキュリティの観点から推奨されません。

企業の規則によっては、完全に禁止されております。

そこでネットワークディレクトリを使用して、ローカルPCには最低限の物しか保存しないようにする方法があります。

ただし、普通にSFTPなどで接続するのでは、利用する際に不便です。

そんな時、ネットワークディレクトリをあたかもローカルディレクトリに「偽装」する技があります。

ネットワークディレクトリは、SSHでアクセスできるサーバを想定します。

まず、sshfsというアプリケーションをインストールします。

sudo apt-get install sshfs

これだけで作業の50%が終了です。

そして、コマンドを入力します。

sshfs username@remote-server-name: /home/me/test

usernameは接続するSSHサーバでのユーザ名
remote-server-nameはSSHサーバ名
/home/me/testはローカルにある空のディレクトリ(testと言う空のディレクトリは作っておきます)

remote-server-nameの直後の:は必須です。

接続先のポートを指定する時には、「-p ポート番号」を付けます。

もし、リモートサーバのディレクトリを指定したい場合は、:の後にフルパスで指定可能です。

指定しないとusernameのホームディレクトリになります。

たったこれだけで、lsやmkdirなどローカルディレクトリと変わらない操作が可能です。

ただし、接続する際にパスワードを聞かれてしまいます。

これはこれでセキュリティを保てるので、完了です。

ここから先はマニアックな人向け。

自動接続などではパスワードの入力を省きたいので、以下の作業を行います。

cd ~/.ssh[enter]
ssh-keygen -t dsa[enter]

実行すると、キーの保存先やパスフレーズを聞かれますが、全てenterキーを押して完了させます。

id_dsa、id_dsa.pubというファイルが出来上がっています。

id_dsaファイルは秘密キーなのでそのまま大切にします。

id_dsa.pubファイルは公開キーです。

これをSSH接続先のサーバ上の~/.ssh/authorized_keys2ファイルとしてアップロードします。

※~/.ssh/authorized_keys2ファイルが既に存在する場合、id_dsa.pubファイルの内容を追記するようにしてください。

cat id_dsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys2

これでSSH接続時のパスワードは聞かれないようになります。

admin スタッフブログ