2進数とは(1) 〜 考え方をシンプルにします 〜
人に「プログラム書けます」と言うには、まず2進数を知らなければなりません。
これをしっかり理解できてないままJavaScriptやVBScriptなどを書く人が急増し、困った状況になっています。
ちゃんと2進数を理解しましょう。
普段私たちが物を数えるときは10進数を使います。
0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
はい、ここで10だけが2桁あります。
進数とは、1桁だけで表せる数字の種類に相当します。
0〜9までが1桁ですので、数字は10種類あり、つまり10進数と言えます。
9を越えると桁が増え、また0〜9の繰り返しになります。さらに99を越えると桁が増え、ずっと続きます。
つまり、2進数とは、1桁で表せる数字の種類が2種類しかないってことです。
2種類で表せることは身の回りにいっぱいあります。
| コインの | 表 | 裏 |
| スイッチの | ON | OFF |
| チョコレートが | 好き | 嫌い |
| 問題が | 分かる | 分からない |
| AとBを足した結果が | 10以上 | 10未満 |
こんな風に2種類で表すことを数字で使うと、2進数となります。
実際コンピュータの世界では、2進数を使用します。
物事を2つに分けるために、電圧の違いによって2進数を表現しているからです。
上の例では、スイッチのON/OFFというのを、電圧の高さの違いによって2つに分けています。
2進数を知ることは、コンピュータの動作原理を知ることにつながるわけです。
では、2進数についてもう少し勉強を進めましょう。
たとえば、コインの表は0、裏は1として使えそうです。
この様に実生活の「2種類の事柄」を数字に置き換えて利用できるようになると、
「コンピュータが分かってきた!」と言う実感を得られます。
「2種類の事柄」はコンピュータを理解するために一番大切なことですから、死ぬまで覚えておいてください。
では0、1だけで何をするのでしょうか・・・
もちろん数字として扱うことは出来ます。
0、1、10、11、100、101、110、111、1000
0と1しか使わないため、すぐに桁が上がっていきますね。
不便なので、私たちは普段の生活では、2進数は使いません。
よって、数として使うだけでは、別に数字にしなくても言い訳ですが、
コンピュータは2進数を使います。これについては、次回説明します。
2進数は、いくつかの事柄の組み合わせをまとめて考えるときに威力を発揮します。
性格について考えてみましょう。
今、性格の分類が4種類あるとします。
1.外交的・内向的
2.短気・気長
3.冷静的・情熱的
4.思考派・行動派
それぞれ左側を0、右側を1とします。
すると、内向的で、気長、冷静的で思考派の人は上から順に1100となります。
よって、影のリーダー格的な人物は、1100と表現することが出来ます。
逆に目立ちたがりのリーダーは、その逆に0011と表現出来るのではないでしょうか。
正反対のことは何も考えずに0と1を逆にすれば良いことになります。
やっと、2進数の良さが見えてきましたね!
ここで重要なポイント。1100のそれぞれの桁の意味を知っていなければ意味がありません。
0と1でしか表現していないため、別の意味の数字になることもあるということです。
ここも非常に重要です!それぞれの桁に意味があり、それは数字だけでは分からないということです。
しかし、意味さえ知っていれば、大変短い情報で様々な組み合わせをまとめることが出来ます。